2016年9月6日(火)から2016年9月10日(土)までの6日間、JAPFは沖縄の平成28年度大学生等県外就職チャレンジプログラム(はばたくウチナーンチュ応援事業)のインターンシップ生を受け入れました。

職員と学生たちは非常に濃い5日間を過ごしてきました。インターンシップ参加者の皆様から下記の声が届きました。

(一)
皆さん、こんにちは。
沖縄国際大学総合文化学部3年次の田場鈴佳です。
今日は、9/6〜9/10の5日間のインターンシップでの出来事などをお話させて頂きます。
私は、沖縄県のはばたくウチナーンチュ応援事務局が主催をしている「県外インターンシップチャレンジプログラム」で一般財団法人日本アジア振興財団(JAPF)へインターンシップを行っていました。
今回この情報を友人から聞いた事がきっかけでエントリーをして受け入れをしてもらいました。
インターンシップが9月6日から始まり、10日までの5日間色々な業務に携わってきました。5日間って聞く分には長く感じるかもしれませんが、私は5日間がとても早く感じもう少し一緒に仕事をしたいと思えました。
インターンシップでは、JAPFのスタッフが普段行っている業務などを一緒にさせてもらいました。最初の2日は韓国文化院、カンボジア名誉領事館、フィリピン観光省へ訪問させてもらい、仕事内容の説明、各国の現状や観光状態について、体験などをさせてもらいました。残りの3日は学生委員会の人達と交流を持ったり、アンケート作成などデスクワークをさせてもらいました。
この5日間を通して、普段入れないような所へ行くこともでき、このプログラムに参加することがなければ関わることがなかったのだろうと思うような人と関われたりすることで、自分が持っていた考え方や知識だけではなくお互いの考え方とかも知る事で今まで以上に視野と考え方が広がりました。学生委員会との交流をすることで、沖縄の人の考え方と大阪の人の考え方はだいぶ異なる事、沖縄はどちらかと言うと消極的な部分が多いのに比べると大阪の人達は積極的で自分の考えや意思をしっかり持ってる、地域性や環境とかにもよるんだと思いましたが、同じ21歳でもこんなに考え方にも差があるんだと気付かされました。他にも、ポスター貼りなどをしましたが、それはただの手段であって、ポスターが貼られていることを気付いた学生がそのプログラムに参加したら初めて目的が達成されるのではないかと思いました。正直、ポスター貼りは運営側の宣伝や告知なだけと思われますが、その宣伝や告知が広まらなかったら意味もないし、伝えたいことが伝わらないのも知りました。
色んな情報があるこの世の中で、自分にあったプログラムなどを探してエントリーしてみることも大切な事だとわかりました。
今回インターンシップに、参加せずに夏休みをそのまま沖縄で過ごしていたら私はまだこの考え方や、自分から取り組み動かないと何も始まらないという事に改めてちゃんと気付かされました。インターンシップでは、自分を見つめ直すことが出来たと思っています。大学3年の後期からは、自分に足りていない部分を改善、向上出来るように大切に時間を過ごしていきたいと思えました。
文章にまとめるのが下手な私なのでちゃんと思った事感じた事がうまく伝わっていないかもしれませんが、視野を広げるという意味でも今回このようなプログラムに参加して、さらに一般財団法人日本アジア振興財団へインターンシップが出来て本当に良い経験ができました。受け入れをしてくださった、一般財団法人日本アジア振興財団にも感謝の気持ちでいっぱいですし、またこれからも何かあれば繋がっていけたら良いなと思います。本当に5日間お世話になりました。ありがとうございました。

(ニ)
沖縄国際大学 総合文化学部 英米言語文化学科よりインターンシップに参加させていただきました當間友梨菜と申します。
私は、沖縄県の主催する「羽ばたくウチナーンチュプログラム」という県外インターンシップのプロジェクトに参加したのがきっかけで今回、一般財団法人日本アジア振興財団様にお世話になることになりました。
英語を専攻としているということで英語の使えるインターンシップを探していたところ、羽ばたくプロジェクトの職員さんよりおすすめをして頂き、エントリーいたしました。
財団の方では五日間のインターンシッププログラムを構成してくださっており、日々濃い時間と、貴重な体験を提供してくださいました。
職場には、ドイツ人マネージャーの「ダニエラさん」日本人職員の「森さん」、中国人スタッフの「方さん」「陳さん」と高いスキルを持つ国際豊かな人材スタッフ様が集まっておりとても賑やかな職場でした。
そんな整った環境の中、インターンシップをさせて頂いたわけなのですが正直なお話、仕事内容は決して安易なものではありませんでした。
お客様から依頼のあったビザ申請等を初めとした様々な翻訳作業、領事館や文化院と普段では入ることのない企業様でお話を伺うセミナー、大阪で活動する学生委員会の皆さんとのディスカッション。その他にも、ポスティング作業や英会話サロンでのボランティアスタッフ、と様々なジョブローテーションを体験させていただくことができました。
一つの企業にいる中で、広い視野から物事(仕事)を見るということで仕事をこなすスピード力、やるべきことの順位決め、お客様のニーズを考える発想力、次々に来る仕事依頼へ対応する臨機応変さの大切さ等、これから社会に出て行く私にとって欠かすことの出来ないスキルの必要性を実際に体感することができました。
これらを体感した上で、自分自身に足りないもの、鍛えなければならない所と課題も見つけ出すことができ、一人の人材として成長するきっかけを得ることができました。
そして、今回のインターンシップで得られた経験値やスキルはこれから向かってくる就職活動を乗り越えるための大きなカギにだと自負しておりこれらを十二分に活かし、第一志望の企業へ絶対内定を戴こうと思いました。
貴重なお時間、経験を提供してくださりました一般財団法人日本アジア振興財団様には心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(三)
こんにちは。私は沖縄国際大学 経済学部 経済学科3年次の宇地原咲です。
私がこの研修を通して学んだことはたくさんありますが、粘り強さです。研修の前半は見学系が主でとても楽しい仕事だと思っていましたが、2日目後半から本格的な事務作業が始まってからは正直大変でした。特に翻訳や報告書、FB更新、お礼状作成などがありました。英語が好きで、国際的な仕事に憧れてこのインターンシップに参加したのに、結構英語で苦労しました。翻訳作業ではパソコン操作が得意ではない上に、ずっと辞書が必須アイテムで、私の英語力がもっと高ければもっと早く次の作業に取り組めたり、宿題が減って自由な時間を増やすことができたりしたのに、、、と何度も思いました。その日勤務時間内に完成できなかった物は宿題として持ち帰り、翌日まで期限を延ばしてもらったのですが、毎日のように期限内に提出できず夜中まで作業をしました。中には、パソコンと寝た日もあります。私は提出期限は絶対に守りたい性格なので、睡眠時間が無くなっても、何としてでも翌日までには提出できるように頑張りました。提出期限を守ることも大切ですが、何としてでも終わらせる粘り強さはより大切だと感じました。他には、お礼状の作成でビジネス用語を用いたり、報告書を作成したりして普段携わることのできない仕事を体験出来たので今後就職してからも生かしたいです。同じく、チラシ作成とポスティング作業も初めての経験だったので学ぶことが多かったです。ただ配ればいいだけではなく、ターゲットとしている人に届く様にはどうすればよいか等考え、実行するのにとても時間がかかりました。学生委員会との交流ではすごい優秀な学生ばかりで緊張しましたが、お互いの考え・意見を交換出来てとても有意義な時間でした。
韓国文化院やフィリピン観光省もとても楽しかったですが、一番楽しかったのは研修最後のMKタクシーの方々との英会話レッスンです。関西人はとてもおしゃべりが上手で、「英語わかりません」といいつつ何度もツッコみがあって笑いの絶えないあっという間のひと時でした。
とにかく、この5日間はたくさんの人と出会い、たくさんのことを学び、たくさんの経験ができたので、この機会を設けてくれた日本アジア振興財団のスタッフの皆様とはばたくウチナーンチュ応援事業のスタッフの皆様、その他関係者にはとても感謝してます。本当にありがとうございました。

1
2
3